「季節を彩る花」シリーズの第7回目は「紫陽花(あじさい)」の写真です。花びらに見えるものは萼(がく)です。紫陽花の花の色が変わるのは土壌の影響だと言うことはよく知られています。土壌が酸性だとアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、吸収されて花のアントシアニンと結合し青色になり、中性やアルカリ性であればアルミニウムは溶け出さず吸収されないため、赤色となるそうです。同じ株でも枝により花の色が違うのは、根から送られてくるアルミニウムの量に差があるためとのことです。また、紫陽花は有毒植物であるため、園芸や切り花として利用する際には取扱いに注意が必要だそうです。「綺麗な花には毒がある」と言われるように、綺麗な花は身近にたくさん生えていますのでご注意を!!誰ですか「近くにいるいる」と頷いているのは・・・・